ストロボキャリーバッグ

M202ロケットランチャーとストロボキャリーバッグの類似点について

2014年6月6日


今までコイツを引きずって電車に乗っているカメラマンを過去30年自分以外に見た事が無い。
てか、いたら是非この苦労を肴に一杯やりたいので連絡をいただきたい。

普通これをしない理由にまず、サイズがデカイ事が真っ先に来る。とにかく取り回しが悪い。一般的には車に積んで、スタジオないし現場で下ろして車からスタジオまで転がすだけの代物なのだ。
これを持って朝の満員電車に乗り込んだ時の肩身の狭さ、OLのお姉さんの蔑む視線、女子高生の舌打ち、全てがこれから撮影に出向く自分に冷たく突き刺さる。現場に入る前にすでに心はズタズタなのである。
ガラスなどに映る姿を見ると、子供1人入れることのできる大きさのカバンを引きずる怪しいオッサンでしかない。
ただしまだ職質を受けたことはないので、思ったほどおかしな姿でもないのかも知れないと思っている。楽器だと思われているのか。
キャリーバッグのサイズは、全長118cm、高さ28cm、幅28cm
似たような形のM202ロケットランチャー(以下M202)と比べると、全長 収納時:68.6cm 展開時:88.3cm、写真で見る限り高さ、幅共に20cm弱ほど。
m202
【M202】

サイズに関してはキャリーバッグの圧勝である。

持ち運びは、平らな道ならキャスターが付いているのでまだマシだが、段差や階段はどうしても持ち上げて運ぶ必要が出てくる。これがキツい。長距離持ち運ぶことを前提としていないため持ち手に何の工夫もされていない。ただ取っ手があるだけ。M202は肩に担ぐスタイルだが、キャリーバッグは自然とM134ガトリングガンなどの持ち方に近くなる。しかしキャリーバッグの方が俄然大きいので持った感じのイメージは1回り大きめにこうなる。
ガトリング

次に重い、短距離ならまだしも、長時間持ち続けるには重過ぎる。
またアレを持って移動するのか…と思うと前日から憂鬱で手足が震え、食欲は落ち、やたら喉が乾き、トイレが近くなり、目が疲れ、薄毛が気になる。
キャリーバッグは、ボディ+バッテリーグリップ+専用バッテリー2本を1セットとして2セット、レンズ3〜4本、ストロボ2 灯、ソフトライトボックス、パラソル、ライトスタンド+マルチクランプ、三脚+クイックシュー、黒布2×2m、白布2×2m、レフ4枚、マルチクリップ2 本、エネループ20本以上、その他諸々満タン入れると約15kg〜20kgほどになる。
M202は、焼夷ロケット満載時重量で約12kg
キャリーバッグに最大限物を詰めることは少ないとして、重さはほぼ互角とするが、収納性に関してはM202が焼夷ロケット4本までが最大なのに対して様々な物を自由に詰め込めるバッグに軍配が上がるようだ。
12kg〜15kg位だとたいしたことがないように感じるが、これを担いで長時間移動するのは相当な鍛錬が必要だとわかる。スーパーで米を買う人ならイメージしやすいかもしれない。私は5kgでもちょっと嫌だ。
あの某ゲームの主人公達はコイツを担いでガンガン走り回るのでハンパな鍛え方でないことが容易に推測される。あんなことしたら確実に腰が役に立たなくなる。

最大の違いといえば殺傷力になると思う。
キャリーバッグはせいぜい中身をパンパンに詰め込んでジャイアントスイングのように振り回し、遠心力が最大になった状態で相手の頭部をHITする事でようやく武器として認識できる程度だが、M202の威力は以下動画の通りである。
YouTube Preview Image
こんな物を街中で使った日には日本の治安の根幹を揺るがす結果になることは必至である。

最後に忘れてはいけない重要な点として、M202は持っているだけで捕まる。
対するキャリーバッグは前述したように職質される可能性は秘めているものの、違法ではなく、もし中身をおまわりさんに聞かれても、堂々と中身を見せればいい話であることに着目しておきたい。

以上を踏まえ結論を導きだすと、M202ロケットランチャーとストロボキャリーバッグは似ても似つかないことがよく分かりました。ご高覧いただきありがとうございました。

 

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